執啓(読み)しっけい

精選版 日本国語大辞典 「執啓」の意味・読み・例文・類語

しっ‐けい【執啓】

〘名〙 意見書などを取り次いで奏上すること。執奏(しっそう)。しゅうけい。
※九条家本延喜式裏文書‐康保三年(966)八月三日・清胤王書状「諸事追執啓如此」

しゅう‐けい シフ‥【執啓】

〘名〙 =しっけい(執啓)色葉字類抄(1177‐81)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android