城山八幡宮(読み)しろやまはちまんぐう

日本歴史地名大系 「城山八幡宮」の解説

城山八幡宮
しろやまはちまんぐう

[現在地名]千種区城山町二丁目

現在末森すえもり城跡となっている丘上にある。近世の八幡社は、村の中央を少し北に離れた望来池付近(楠元町)にあり、永禄年中(一五五八―七〇)天野重次により修造され、村では氏神と称された(尾張志)。祭神応神天皇。旧村社。「尾張志」によれば、旧村社の白山社は禰宜宅に伝わる仏像台座に「白山勧請神御坐御光施主織田勘十郎信(ママ)云々」とあるところから、天文二二年(一五五三)信長の子信行の勧請とされている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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