城宝寺(読み)じようほうじ

日本歴史地名大系 「城宝寺」の解説

城宝寺
じようほうじ

[現在地名]田原町田原 稗田

弁天山と号し、浄土宗。本尊阿弥陀如来。応永二年(一三九五)讃誉空山の開山といわれ、寺伝によれば昔は高杉山幸徳こうとく寺と称したが、永禄七年(一五六四)家康が田原城鎮護の寺として城宝寺と改称したという。徳川家康安堵状(田原近郷聞書)によれば、

<資料は省略されています>

とあり、永禄七年以来五石の朱印地を有していた(寛文朱印留)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「城宝寺」の解説

城宝寺

愛知県田原市にある浄土宗の寺院山号は弁天山。応永年間の開山と伝わる。江戸時代後期の画家蘭学者渡辺崋山菩提寺

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