埋木を折り入る(読み)うもれぎをおりいる

精選版 日本国語大辞典 「埋木を折り入る」の意味・読み・例文・類語

うもれぎ【埋木】 を 折(お)り入(い)

すすんで物事をする意気込みがない。引っ込み思案である。
紫式部日記(1010頃か)消息文「かういとむもれ木ををりいれたる心ばせにて、かの院に交らひ侍らば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android