地震の間(読み)じしんのま

精選版 日本国語大辞典 「地震の間」の意味・読み・例文・類語

じしん【地震】 の 間(ま)

地震避難所として設けた室。内裏江戸城、また貴人邸宅などにつくられた。多くは独立した小建築で、屋根を軽く、土台をしっかりつくり、筋かいを用いたりしている。地震御殿。〔家屋雑考(1842)〕

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デジタル大辞泉 「地震の間」の意味・読み・例文・類語

じしん‐の‐ま〔ヂシン‐〕【地震の間】

地震の際に避難する所として設けられた部屋鎌倉京都将軍御所、江戸城などに造られた。

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