地緯（読み）じぬき

精選版 日本国語大辞典

じ‐ぬき ヂ‥【地緯】

〘名〙 緯(よこいと)のうち、模様を織り出す絵緯(えぬき)に対して、織物の地組織をつくるものをいう。じよこ。

じ‐よこ ヂ‥【地緯】

〘名〙 ＝じぬき（地緯）

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

じ‐ぬき〔ヂ‐〕【地^▽緯】

紋織物で、地組織を織り出す地色の横糸。じよこ。→絵緯えぬき

じ‐よこ〔ヂ‐〕【地^▽緯】

⇒じぬき（地緯）

出典　小学館

普及版 字通

【地緯】ちい（ゐ）

地の道。晋・左思〔魏都の賦〕日は雙(なら)び麗(つ)かず、世には兩あらず。天は經(けい)（たていと）し、地は（よこいと）す。理に大歸り。

字通「地」の項目を見る。

出典　平凡社「普及版 字通」