地獄も極楽も目の前にある(読み)じごくもごくらくもめのまえにある

精選版 日本国語大辞典 の解説

じごく【地獄】 も 極楽(ごくらく)も目(め)の前(まえ)にある

地獄極楽もこの世の姿であり、未来を待つまでもなく、この世での悪行には悪い報いがあり、善行にはよい報いがある。地獄極楽はこの世にあり。
※虎寛本狂言・鏡男(室町末‐近世初)「地ごくも極らくも目の前に有るとおときやったが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android