地獄のダンテとウェルギリウス(読み)ジゴクノダンテトウェルギリウス

デジタル大辞泉 の解説

じごくのダンテとウェルギリウス〔ヂゴクの‐と‐〕【地獄のダンテとウェルギリウス】

原題、〈フランスDante et Virgile aux enfersドラクロワ絵画カンバス油彩ダンテの「神曲」の地獄編を題材とし、小舟に乗ったダンテとウェルギリウスが地獄の湖を渡っていく場面を劇的に描いたもの。同作によりサロンに初入選し、初期代表作として知られる。パリルーブル美術館所蔵。ダンテの小舟。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス の解説

地獄のダンテとウェルギリウス

フランス、ロマン主義の画家ウジューヌ・ドラクロワの絵画(1822)。原題《Dante et Virgile aux enfers》。ダンテの『神曲』の地獄編を題材とし、小舟に乗ったダンテとウェルギリウスが地獄の湖を渡っていく場面を劇的に描いたもの。ドラクロワ初期の傑作として知られ、同作によりサロンに初入選した。パリ、ルーヴル美術館所蔵。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android