精選版 日本国語大辞典 「地気」の意味・読み・例文・類語
ち‐き【地気】
〘名〙 (「ぢき」とも)
※仮名草子・かなめいし(1663)中「おなし所ながらつよくゆるとよわきとは地気(ヂキ)のわざなれば、さしてあやしむにたらず」
② 地面から立ちのぼる気。水蒸気。
※宝覚真空禅師録(1346)乾・境致・題渺温湯「地気薫蒸烟焼余、無窮泉脈甚焚如」
※十善法語(1775)八「天気ただしくして地気応ず」 〔周礼‐考工記〕
⑤ 接地。アース。
じ‐き ヂ‥【地気】
〘名〙 ⇒ちき(地気)
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