地主権現(読み)じしゅごんげん

精選版 日本国語大辞典 「地主権現」の意味・読み・例文・類語

じしゅ‐ごんげん ヂシュ‥【地主権現】

〘名〙 寺院境内で、その寺院の守護神としてまつってある神社。また、その祭神。特に、中世以後、京都東山の清水寺のものをさすことが多く、桜の名所としても広く全国的に名高い。じしゅ。
※宇治拾遺(1221頃)五「地主こんけんの申せとさぶらふは」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「地主権現」の意味・読み・例文・類語

じしゅ‐ごんげん〔ヂシユ‐〕【地主権現】

寺院の境内に地主じしゅを祭った社。中世以後、京都東山の清水寺のものをさすことが多い。→地主2

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android