地を易うれば皆然り（読み）ちをかうればみなしかり

精選版 日本国語大辞典

ち【地】 を 易(か)うれば皆(みな)然(しか)り

(「孟子‐離婁・下」の「曾子子思同_レ道、曾子師也、父兄也、子思臣也、微也、曾子子思易_レ地則皆然」による) 人はみな、地位や境遇を異にするので、その意見や行為には違いがあるが、その立場をとりかえてみれば、相手の意見、行為も理解でき、することが一致する。〔文明本節用集（室町中）〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

地ちを易かうれば皆然しかり

《「孟子」離婁下から》人は皆、地位や境遇が異なるので、その意見や行為も異なるが、立場を変えれば、することも一致する。

出典　小学館