在苦(読み)ありぐるし

精選版 日本国語大辞典 「在苦」の意味・読み・例文・類語

あり‐ぐるし【在苦】

〘形シク〙 (存在することが苦しいの意) 居づらい。居にくい。また、生きていにくい。
狭衣物語(1069‐77頃か)二「中宮参らせ給て後は、いとありぐるしきまで、あたり苦しく時めき華やかせ給ふに、押しけたれて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android