土芥(読み)ドカイ

デジタル大辞泉 「土芥」の意味・読み・例文・類語

ど‐かい【土×芥】

土とごみ。ねうちのないもの、とるにたりないもののたとえ。
「文三を―の如くに蔑視みくだして」〈二葉亭浮雲

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「土芥」の意味・読み・例文・類語

ど‐かい【土芥】

〘名〙 土のかたまりとごみくず。土とあくた。転じて、いやしいもの。価値のないもの。取るに足りないもの。
※随筆・文会雑記(1782)附録「斯る人も有べけれども、用られねば土芥に等しき事也」 〔孟子‐離婁・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android