土手下(読み)どてした

精選版 日本国語大辞典 「土手下」の意味・読み・例文・類語

どて‐した【土手下】

[1] 〘名〙 土手の下。
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉二「神楽坂の方から汽車ヒューと鳴って土手下を通り過ぎる」
[2] 吉原土手の下。
洒落本・無駄酸辛甘(1785)「けいどうの会所なら、〈略〉土手下の八」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android