土佐光孚(読み)とさ みつざね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土佐光孚」の解説

土佐光孚 とさ-みつざね

1780-1852 江戸時代後期の画家
安永9年4月24日生まれ。土佐家の分家土佐光貞(みつさだ)の長男(一説に御園玄蕃頭(みその-げんばのかみ)の3男)。父の跡をついで絵所預(えどころあずかり)となる。寛政2年内裏造営の際,父とともに障壁画制作にかかわった。嘉永(かえい)5年4月5日死去。73歳。号は鶴皐。名は「みつたか」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「土佐光孚」の解説

土佐光孚

没年:嘉永5.4.5(1852.5.23)
生年:安永9.4.24(1780.5.27)
江戸後期の土佐派の画家。「みつたか」とも読む。土佐家の分家土佐光貞の子。幼名虎若丸,字は子正,鶴皐と号した。寛政2(1790)年の内裏造営に伴う障壁画制作に父と共に参加。正四位下,土佐守に叙任され,幕末京都画壇で重要な位置を占めた。<参考文献>大村西崖編『東洋美術大観』5巻

(榊原悟)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

367日誕生日大事典 「土佐光孚」の解説

土佐光孚 (とさみつざね)

生年月日:1780年4月24日
江戸時代後期の土佐派の画家
1852年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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