土仏が夕立に逢ったよう(読み)つちぼとけがゆうだちにあったよう

精選版 日本国語大辞典 「土仏が夕立に逢ったよう」の意味・読み・例文・類語

つちぼとけ【土仏】 が 夕立(ゆうだち)に逢(あ)ったよう

(土が雨で流されてしまうところから) しょんぼりとして見るかげもないさま。みすぼらしく悄然としているさまのたとえ。
※虎明本狂言・金岡(室町末‐近世初)「さればこそ、あのやうな、つちぼとけの、ゆふだちにあふたやうななりで、せびらかす程に」

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