国際化(読み)こくさいか

精選版 日本国語大辞典 「国際化」の意味・読み・例文・類語

こくさい‐か ‥クヮ【国際化】

〘名〙 国際的なものになること。世界に通用するようになること。
新西洋事情(1975)〈深田祐介〉泣いてパリ馬謖を斬る「国際化時代に会社の恥になる」

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デジタル大辞泉 「国際化」の意味・読み・例文・類語

こくさい‐か〔‐クワ〕【国際化】

[名](スル)internationalization
国際的な規模に広がること。また、国際的視野をもち、その観点に立って行動すること。インターナショナリゼーショングローバリゼーション。「犯罪舞台国際化する」
コンピューターソフトウエアを、さまざまな言語環境や地域で利用できるようにすること。インターナショナリゼーション。グローバリゼーション。I18N。→地域化多言語化
[類語]国際色国際的世界的インターナショナルインターナショナリゼーショングローバルグローバリゼーションワールドワイド

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IT用語がわかる辞典 「国際化」の解説

こくさいか【国際化】

ソフトウェアにさまざまな地域や言語で利用できる基本的な仕様を組み込むこと。◇「インターナショナライゼーション」「I18N(アイじゅうはちエヌ)」ともいう。

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世界大百科事典(旧版)内の国際化の言及

【トランスナショナリズム】より

…要するにトランスナショナル化は,南北の格差を拡大したのである。さらにたとえば,今日の日本社会において〈国際化〉(正確には〈トランスナショナル化〉と呼ぶべきだろう)ということが,主として,日本企業の対外進出や海外商品の大量の流入として意識されていることからもうかがわれるように,トランスナショナル化は,多国籍企業が,ほとんど一般市民のコントロールを受けることなく,推進してきたという傾向が強い。ところが一方,トランスナショナル化の影響は市民の身辺にまで深く浸透しており,たとえば,日本の市民が消費している食糧や衣料やエネルギーは原料の大半を海外に仰ぐまでになっている。…

※「国際化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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