国都(読み)こくと

精選版 日本国語大辞典 「国都」の意味・読み・例文・類語

こく‐と【国都】

〘名〙 国の首府首都みやこ
史記抄(1477)四「雍は秦の国都から晉の国都までもちつづいてあったぞ」 〔戦国策‐燕策・文公

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デジタル大辞泉 「国都」の意味・読み・例文・類語

こく‐と【国都】

その国のみやこ。首府。首都。

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普及版 字通 「国都」の読み・字形・画数・意味

【国都】こくと

みやこ。〔管子、乗馬〕そ國を立つるに、大山の下に於てするに非ざれば、必ず廣川の上(ほとり)に於てす。~天材に因り、地利に就く。故に郭は必ずしも規(きく)(定規)に中(あた)らず、路は必ずしも準繩(じゆんじよう)(水盛りと墨なわ)に中らず。

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世界大百科事典(旧版)内の国都の言及

【首都】より

…首府ないし国都ともいい一国の統治機関が置かれている都市をさす。
[機能と制度]
 首都の都市機能は国および時代によって異なるが,一般に近代国家形成以降の首都には政治・行政の中枢機能管理に加え,経済的中枢機能管理が集中している。…

【都市】より

…都市の形態についてみれば,バビロン,アッシュール,ニネベなど古代統一国家の都市は,ラガシュなどと同じく神殿や宮殿を中心とする城壁都市である点を特徴としていた。またアケメネス朝ペルシア(前559‐前330)では,王の神聖な儀式は国都ペルセポリスで営まれたが,行政の中心はスーサにおかれ,しかも王は夏宮エクバタナと冬宮バビロンの間を定期的に巡行するという新しい慣行が生まれた。一方ナイル渓谷のエジプトでは,強力な王権が農村共同体を掌握する時代が長く続き,手工業や商業の発展によって地方に都市が誕生するのは古王国時代末期になってからのことである。…

※「国都」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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