国論(読み)こくろん

精選版 日本国語大辞典 「国論」の意味・読み・例文・類語

こく‐ろん【国論】

〘名〙 (国家の重大な決定事などについての) その国内での議論や、国民一般の意見世論輿論
※山陽詩鈔(1833)八・過桜井駅址「問耕拒奴織拒婢、国論顛倒君不悟」
経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後「外交政略に就て我が国論の定まらず」 〔漢書‐薛宣伝

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デジタル大辞泉 「国論」の意味・読み・例文・類語

こく‐ろん【国論】

国民一般の論・意見。世論。「国論二分する」

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普及版 字通 「国論」の読み・字形・画数・意味

【国論】こくろん

国の大計に関する論。〔漢書、宣伝〕谷永して曰く、~(宣)、經、以て王體を謀り、國論を斷(さだ)むるに足る。~唯だ陛下、留考察せよと。

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