国有地入会権(読み)こくゆうちいりあいけん

世界大百科事典(旧版)内の国有地入会権の言及

【地主】より

… 国有林野の設定とその経営は,農民の採草,落葉採取,放牧,採薪などの入会利用と対抗関係にあった。しかし入会理論に反して,行政的には国有地編入をもって国有地入会権は断絶したものとし,1915年の大審院判決もこれを確認した。政府は部分的には国有林の下戻しと払下げを行い,また農民利用を認めた。…

※「国有地入会権」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」