国庫余裕金(読み)こっこよゆうきん

精選版 日本国語大辞典 「国庫余裕金」の意味・読み・例文・類語

こっこ‐よゆうきん コクコ‥【国庫余裕金】

〘名〙 一会計年度の途中で、資金繰りからみて国庫に生じた余裕資金。国庫の収入支出時期的なずれ、歳入の自然増などによるもので、一定条件もとに繰替使用が認められる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「国庫余裕金」の意味・読み・例文・類語

こっこ‐よゆうきん〔コクコ‐〕【国庫余裕金】

会計年度の途中で、収入と支出との時期のずれ、支出の節約、収入の自然増などによって、国庫に一時的に生じる余裕金。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「国庫余裕金」の意味・わかりやすい解説

国庫余裕金【こっこよゆうきん】

1会計年度の途中で歳入の収納歳出の支出を超過して一時的に支払に余裕のできた資金。資金運用部に預託できる。また資金の不足している会計へ繰り替えての支出が認められている。→剰余金

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android