国包(初代)(読み)くにかね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「国包(初代)」の解説

国包(初代) くにかね

1592-1665* 江戸時代前期の刀工
文禄(ぶんろく)元年生まれ。伊達政宗(まさむね)の命により,慶長19年京都の正俊(まさとし)に入門。元和(げんな)5年帰郷,仙台藩お抱えとなる。刀鍛冶(かじ)本郷家の祖。寛永5年の「山城大掾(やましろのだいじょう)藤原国包」銘の刀が重文に指定されている。寛文4年12月3日死去。73歳。陸奥(むつ)宮城郡出身。通称は源蔵,吉之允(きちのすけ)。法名は仁沢用恵(にんたく-ようけい)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android