国内法(読み)こくないほう

精選版 日本国語大辞典 「国内法」の意味・読み・例文・類語

こくない‐ほう ‥ハフ【国内法】

〘名〙 ある国の国内において行なわれる法。国民相互間または国家と国民の関係を定める。国家法
※文学的及美術的著作物保護に関する「ベルヌ条約(1931)二条各国の国内法の認むる限り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「国内法」の意味・読み・例文・類語

こくない‐ほう〔‐ハフ〕【国内法】

ある国の国内においてだけ効力をもっている法。国家法。→国際法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の国内法の言及

【国際法】より

…もっとも,注意しなければならないことは,国家間の関係および国家の対外関係を規律する法は国際法のみであるが,国際機構や個人を規律する法は,国際法に限られないということである。とりわけ,個人については,今日においても,第一義的には各国の国内法が規律するのであって,国際法が個人に規律を及ぼすのは,例外的な場合においてのみである。 国際社会は,しばしば力の支配する場であって,法の介在する余地はないように考えられている。…

※「国内法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android