図像集(読み)ずぞうしゅう

世界大百科事典(旧版)内の図像集の言及

【仏教図像】より

…平安時代前期の入唐八家の請来目録などで〈様〉〈図様〉〈白緤〉〈白描〉〈白画〉などと記されたものがそれに当たる。平安時代末期に永厳の《図像抄》(《十巻抄》)の撰集をはじめとする図像集編纂の盛行によって〈図像〉の呼び名が定着した。ことに図像は多種で複雑な仏,菩薩,忿怒尊の登場する密教において教義の理解のために重要視された。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」