図体(読み)ずうたい

精選版 日本国語大辞典 「図体」の意味・読み・例文・類語

ずう‐たい ヅウ‥【図体】

〘名〙 (「胴体」の字音の変化した語という) 人や動物のからだ。なり。すがた。体格。ふつう、「大きなからだ」の意味をこめて用いる。また、建造物などにもいう。
洒落本通言総籬(1787)二「あのずうてへをみやな。まとい持にすればいいぜ」
※東京灰燼記(1923)〈大曲駒村〉四「あの大きな図体(ズウタイ)丸ビルが、手毬のやうに揺り出した」

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デジタル大辞泉 「図体」の意味・読み・例文・類語

ずう‐たい〔ヅウ‐〕【図体】

からだ。なり。大きいからだをさしていうことが多い。「図体の割には幼い」
[類語]からだたい身体しんたい肉体体躯たいく肢体したい五体ごたい全身満身総身そうしん・そうみ人身じんしん人体生体ボディー肉塊ししむら骨身体型体形体格体付き肉付き背格好がたいプロポーションスタイル

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