回り将棋(読み)マワリショウギ

デジタル大辞泉 「回り将棋」の意味・読み・例文・類語

まわり‐しょうぎ〔まはりシヤウギ〕【回り将棋】

将棋の駒を用いる遊びの一。各自が駒一つを将棋盤一隅に置き、金将4枚を振り、その出方によって駒を進めて、早く上がったほうを勝ちとする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の回り将棋の言及

【将棋】より

…また技量に差のある場合は駒落(こまおち)戦といって,上手が相手との技量の差に応じて左香車,角,飛車,飛車と左香車,飛車と角,飛車と角と2枚の香車,さらに2枚の桂馬(いわゆる6枚落ち)という順に駒をはずして,駒を落とした上手がつねに先手で勝負を始める。
【将棋遊び】
 将棋の駒を使った他の遊び方として,駒を積み上げて崩さないように取り除いていく積(つみ)将棋,中央3筋に9枚の駒を置いて相手側に早く達するのを競う蛙跳び,下段に駒を並べて相手の駒をはさんで取りあうはさみ将棋,金将をさいころ代りに振って盤上の周囲を回りながら上っていくすごろくの応用の歩回り(回り将棋)などがある。【増川 宏一】
〔戦法と用語〕

【王の囲いに関する用語】
美濃振り飛車に多用される囲い。…

※「回り将棋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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