四谷長延寺門前(読み)よつやちようえんじもんぜん

日本歴史地名大系 「四谷長延寺門前」の解説

四谷長延寺門前
よつやちようえんじもんぜん

[現在地名]新宿区新宿四丁目

天龍てんりゆう寺門前の西に位置する市谷いちがや長延寺ちようえんじ門前の替地。東は四谷天龍寺よつやてんりゆうじ門前、西は黒鍬者大縄地、小西氏・小林氏の屋敷、南は朝倉氏の屋敷、北は黒鍬者大縄地。町内間数は南北間口四五間余、東西奥行は南の方で一八間、北の方で二間。文政一一年(一八二八)の家数は一四、うち地借家主五・店借八。市谷長延寺境内北東部の門前町屋のうち四五〇坪の地が寛文六年(一六六六)に往還新道御用地となり、市谷南寺いちがやみなみてら町に替地(四八〇坪)拝領した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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