四番庄(読み)よんばんのしよう

日本歴史地名大系 「四番庄」の解説

四番庄
よんばんのしよう

「続風土記」によると近世日置ひき川支流域の八ヵ村、大内川おおうちがわ近露ちかつゆ野中のなか道湯川どうゆかわ和田わだ平瀬ひらせ下川上しもがわかみ・下川下(現大塔村)を称した。山深い地域で、同書は「戦国の時乱を避け生を求め相携て山中に遁れ、遂に止りて村となりし、漢土の桃源の類なるへし」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android