精選版 日本国語大辞典 「四日」の意味・読み・例文・類語
よう‐か【四日】
〘名〙
① 日の数の四。また、四日間。よか。よっか。
※蜻蛉(974頃)中「ようか許のものいみしきりつつ」
② 月の初めから四番目の日。よか。よっか。
※烏丸切本後撰(951‐953頃)秋上・二二五・詞書「ふづきのようかいつかばかりに」
③ ある事のあった日から数えて四日目。よか。
※別本源氏(1001‐14頃)玉鬘「椿市といふところにようかといふ巳のときばかりに〈略〉いきつき給へり」
よっ‐か【四日】
〘名〙 (「よか(四日)」の変化した語)
① 日の数の四。また、四日間。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕
② 月の初めから四番目の日。
※天草本平家(1592)四「サテ ゲンジワ yoccano(ヨッカノ) ヒニ」
③ 特に、一月四日をいう。《季・新年》 〔俳諧・改正月令博物筌(1808)〕
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