四斗谷村(読み)しとだにむら

日本歴史地名大系 「四斗谷村」の解説

四斗谷村
しとだにむら

[現在地名]篠山市今田町四斗谷

上小野原かみおのばら村の北に位置する。「しとうだに」とも称する。北部に白髪しらが岳があり、これを水源とする四斗谷川が南流、西にし川・たきたに川が注ぐ。小野原村のうちであったという。「丹波志」では四斗谷として高一二〇石余で、「小野原ノ支」と記されるので、枝郷であったのであろう。天明三年(一七八三)の篠山領内高並家数人数里数記では「四斗谷村」として高一二〇石余で、家数三六・人数一六八。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android