日本歴史地名大系 「四ッ池遺跡」の解説 四ッ池遺跡よついけいせき 大阪府:堺市船尾村四ッ池遺跡[現在地名]堺市浜寺船尾町東二―四丁・鳳北町八―一〇丁・浜寺船尾町西三丁・同五丁泉北丘陵から延びる三光(さんこう)台地を中心として、その縁辺に広がる石津(いしづ)川氾濫原上にある。縄文時代以降の複合遺跡で範囲は南北一キロ、東西〇・六キロに及ぶと推定されている。遺跡の存在は古くから知られ、調査研究は明治に始まる。本格的調査は第二次世界大戦後からで、とくに昭和四二年(一九六七)以降の調査で大幅に進展した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報