精選版 日本国語大辞典 「器」の意味・読み・例文・類語
き【器】
〘名〙
※仮名草子・身の鏡(1659)中「景時と先陣あらそひ、是又将の器(キ)にあたらぬ作法なり」 〔漢書‐韋賢伝〕
③ はたらきを備えたもの。機能あるもの。「消化器」「循環器」「感覚器」などの形で用いる。
うつわ うつは【器】
〘名〙 (古くは「うつわもの」の語形をとる)
③ 人物や才能などの大きさ。器量。
※歌林四季物語(1686)一「よかるべきうつはには位をのぼせ」
④ 女陰。
※雑俳・末摘花(1776‐1801)二「初会にはうつわをかすとおもふ也」
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