精選版 日本国語大辞典 「嘴・喙」の意味・読み・例文・類語
くち‐ばし【嘴・喙】
〘名〙
① 鳥類の上下のあごの骨が突きでて角質の鞘(さや)でおおわれた部分。食物をとる働きのほか、巣造り、羽づくろいなど手に代わる働きをし、食性に応じて種々の形態をとる。カモノハシや化石爬虫類の一部にもみられる。また、イカ、タコの口器にもいう。
※大智度論平安初期点(850頃か)一六「(口ハシ)・距・麁くくそ」
② 口。口先。
③ (━する) ものを言うこと。口をきくこと。また、口走ること。
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