嘗よう(読み)なめるよう

精選版 日本国語大辞典 「嘗よう」の意味・読み・例文・類語

なめる【嘗】 よう

① 舌でなめ取るように、くまなく行き渡る形容に用いる。
※葛飾砂子(1900)〈泉鏡花〉六「水は船底を嘗めるやうにさらさらと引いて石垣へだぶり」
② 舌でやさしくなめるように、子どもをかわいがる形容に用いる。
※ある女(1973)〈中村光夫〉八「やっとつかまり立ちするやうになった男の子伯母はなめるやうに可愛がって」

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