善竹 幸四郎(読み)ゼンチク コウシロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「善竹 幸四郎」の解説

善竹 幸四郎
ゼンチク コウシロウ


職業
狂言師(大蔵流)

本名
茂山 幸四郎

生年月日
大正5年 7月30日

出身地
京都府 京都市

経歴
茂山(のちの善竹)弥五郎の四男として生まれ、父に師事。昭和11年6歳の時「しびり」で初舞台。37年「花子」を初演、のち関西狂言界の長老として活躍。父ゆずりの粘りのある写実的な芸風で「栗焼」などの太郎冠者ものを得意とし、代表的な舞台に「水掛聟」「蚊相撲」などがある。法政大学能学研究所の催花賞などを受賞。47年より日本能楽会会員。

所属団体
日本能楽会

受賞
催花賞

没年月日
平成11年 6月4日 (1999年)

家族
父=善竹 弥五郎,兄=善竹 忠一郎(初代),大蔵 弥右衛門,善竹 玄三郎,弟=善竹 圭五郎

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

367日誕生日大事典 「善竹 幸四郎」の解説

善竹 幸四郎 (ぜんちく こうしろう)

生年月日:1916年7月30日
昭和時代;平成時代の狂言師(大蔵流)
1999年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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