商機(読み)しょうき

精選版 日本国語大辞典 「商機」の意味・読み・例文・類語

しょう‐き シャウ‥【商機】

〘名〙
① 商業上のよい機会。また、商売上での機知
※内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙一二「商機(シャウキ)に迂濶なる我資本家は」
② 商業取引上の機密

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「商機」の意味・読み・例文・類語

しょう‐き〔シヤウ‐〕【商機】

商売上のよい機会、または機略。「商機をのがす」
商売上の機密。
[類語]時機機会チャンス好機時節頃合い頃おいときおり機運潮時しおどき潮合い時宜機宜好期適期時分時分時勝機戦機千載一遇タイミングめった得難いまれかけがえのない希有けう盲亀もうき浮木ふぼく一期一会いちごいちえ見せ場決め所思いがけない思いがけず待てば甘露の日和ひよりあり折よく僥倖ぎょうこうここぞ一世いっせ一代最初で最後図らずも決定的瞬間契機

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android