商旅(読み)しょうりょ

精選版 日本国語大辞典 「商旅」の意味・読み・例文・類語

しょう‐りょ シャウ‥【商旅】

〘名〙 商品を持ち、旅をしながら売り歩く人。たびあきんど。旅商
続日本紀‐和銅七年(714)二月庚寅「商旅過日、審加勘捜」 〔易経‐復卦〕

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普及版 字通 「商旅」の読み・字形・画数・意味

【商旅】しよう(しやう)りよ

旅商人。〔周礼考工記総目四方珍異じ、以て之れに(と)る、之れをと謂ふ。

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世界大百科事典(旧版)内の商旅の言及

【旅】より

…春秋戦国時代になると明らかに各国において商業が発達し,とくに中原の交通をおさえる位置にある鄭や斉は商業で国力を充実した。これに従事する商人は商旅と呼ばれ(《周礼(しゆらい)》考工記に,〈四方の珍異を通じ,以てこれを資す。これを商旅という〉),漢代にその活動はいっそう盛んになったが,農耕を放擲するものが多いと嘆かれた(《漢書》貨殖伝序)。…

※「商旅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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