商売気(読み)しょうばいぎ

精選版 日本国語大辞典 「商売気」の意味・読み・例文・類語

しょうばい‐ぎ シャウバイ‥【商売気】

〘名〙 なにかにつけて商売利益を考える気持。商売をしようという気持。商法気。しょうばいけ。
人情本・恋の若竹(1833‐39)初「心から惚れたと云ふのぢゃアねえ、矢張商買気(シャウバイギ)だによ」

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デジタル大辞泉 「商売気」の意味・読み・例文・類語

しょうばい‐ぎ〔シヤウバイ‐〕【商売気】

商売に対する損得を考えて物事を処理しようとする態度。「商売気のない人」「商売気を出す」
その職業人が持つ特有な関心職業意識。「商売気が出てついメモを取る」
[類語]商魂

しょうばい‐け〔シヤウバイ‐〕【商売気】

しょうばいぎ(商売気)」に同じ。商売っ。しょうばいげ。

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