唖蝉(読み)おしぜみ

精選版 日本国語大辞典 「唖蝉」の意味・読み・例文・類語

おし‐ぜみ【唖蝉】

〘名〙 鳴かない蝉。蝉の雌のこと。おしごろう。おうしぜみ。《季・夏》
俳諧・続虚栗(1687)夏「唖(オシ)蝉の鳴ぬ梢もあはれ也〈杉風〉」

おうし‐ぜみ おふし‥【唖蝉】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「唖蝉」の意味・読み・例文・類語

おし‐ぜみ【××蝉】

鳴かないセミ。雌のセミ。 夏》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android