唐沢山ゴルフ場埴輪窯跡(読み)からさわやまごるふじようはにわようせき

日本歴史地名大系 「唐沢山ゴルフ場埴輪窯跡」の解説

唐沢山ゴルフ場埴輪窯跡
からさわやまごるふじようはにわようせき

[現在地名]佐野市犬伏中町

唐沢山山系の最南端の丘頂南東方の谷の西側斜面に位置する窯跡群で、唐沢山ゴルフ場内にある。昭和三八年(一九六三)の発掘調査で約六〇メートル間に一二基が出土。ゴルフ場新設の道路によってすべて焚口部は失われた。窯尻部を残すもののうち中央部の五号窯だけが平面徳利形竪穴状で、ほかはすべて地下式無階無段登窯である。当初の窯上に新規に築窯したものもある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android