唐棣花(読み)ハネズ

デジタル大辞泉 「唐棣花」の意味・読み・例文・類語

はねず【唐花/棠棣/朱華】

初夏赤い花をつける植物の名。ニワウメニワザクラなど諸説がある。
「夏まけて咲きたる―ひさかたの雨うち降らば移ろひなむか」〈・一四八五〉
唐棣花はねず」の略。
「浄位より已上かみつかたは、ならびに―を着る」〈天武紀〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「唐棣花」の解説

唐棣花 (ハネズ)

植物。バラ科の落葉小低木,園芸植物,薬用植物。ニワウメの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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