デジタル大辞泉 「咳く」の意味・読み・例文・類語 しわ‐ぶ・く〔しは‐〕【×咳く】 [動カ五(四)]1 せきをする。「火燵こたつの間に宮の―・く声して」〈紅葉・金色夜叉〉2 わざとせきをする。せきばらいをする。「大夫たいふ妻戸をならして―・けば」〈源・若紫〉 せ・く【×咳く】 [動カ五(四)]《「塞く」と同語源》せきをする。せき払いをする。しわぶく。《季 冬》「病人が―・くので」〈滝井・無限抱擁〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例