咳き上げる(読み)セキアゲル

デジタル大辞泉 「咳き上げる」の意味・読み・例文・類語

せき‐あ・げる【×咳き上げる/急き上げる】

[動ガ下一][文]せきあ・ぐ[ガ下二]
しきりにせきをする。せきこむ。「苦しげに―・げる」
涙がこみ上げてむせる。しゃくりあげる。「悲しみのあまり―・げる」
感情が高まる。
「白状しければカリドンは忽ち、かっと―・げて」〈竜渓経国美談
[類語]泣く涙する涙ぐむむせすすり上げるしゃくり上げるこくする落涙する流涕りゅうていする涕泣ていきゅうする歔欷きょきする嗚咽おえつする慟哭どうこくする号泣する号哭ごうこくするめそめそする差し泣き明かす泣き暮らす泣き伏す泣き沈む泣き崩れる泣き濡れる泣き出す泣き叫ぶ泣き喚く泣き腫らす泣きじゃくるむせび泣く噎せ返る・泣き噎ぶ・すすり泣く忍び泣く涙に暮れる涙に沈む涙に噎ぶそでを絞るむずかるべそをかく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android