デジタル大辞泉
「和世」の意味・読み・例文・類語
にこ‐よ【▽和世】
6月・12月の大祓のとき、神祇官から天皇の贖物として献じた和妙の衣。⇔荒世。
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にこ‐よ【和世】
〘名〙
①
六月と一二月の
大祓(おおはらえ)の時、
神祇官(じんぎかん)から天皇の
贖物(あがもの)の料に奉る
和妙(にきたえ)の衣。縫殿寮
(ぬいどのりょう)が調進する。荒世
(あらよ)に対していう。
※
延喜式(927)一「右晦日卜部各著
二明衣
一。〈略〉二人執
二荒世
一。二人執
二和世
一」
※
赤光(1913)〈
斎藤茂吉〉細り身「病みぬればほのぼのとしてあり経たる和世
(ニゴヨ)のすがた悲しみにけり」
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