命取(読み)いのちとり

精選版 日本国語大辞典 「命取」の意味・読み・例文・類語

いのち‐とり【命取】

〘名〙 生命地位財産、名誉などを失う原因となるものや事柄美女をいうのにも用いた。
浮世草子・風流曲三味線(1706)四「あの御器量で金銀に事欠き給はぬ御暮しは、太夫様方の命取(イノチト)りといふもの」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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