命を捨てる(読み)いのちをすてる

精選版 日本国語大辞典 「命を捨てる」の意味・読み・例文・類語

いのち【命】 を 捨(す)てる

自分の命が危険になるのも顧みないで努力する。
※竹取(9C末‐10C初)「命をすてて、かの玉の枝持ちて来るとて」
② 死ぬ。また、生きることを放棄して死を選ぶ。惜しまず命を断つ。
※平松家本平家(13C前)九「通盛如何にも成らむと云ふとも爾は命を不捨」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「命を捨てる」の意味・読み・例文・類語

いのち・てる

ある目的のために死ぬ。命を投げ出す。「―・てる覚悟で取り組む」
生きるべきなのに死ぬ。「無謀な運転で―・てる」

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