命の瀬戸(読み)いのちのせと

精選版 日本国語大辞典 「命の瀬戸」の意味・読み・例文・類語

いのち【命】 の=瀬戸(せと)[=瀬戸際(せとぎわ)

死ぬか生きるかの分かれ目。命のきわ。命の境。命の峠。
※談義本・根無草(1763‐69)後「父上の死なふと覚悟し給ふを〈略〉子の身としてはうかうかと、聞いていられぬ命の瀬戸

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android