精選版 日本国語大辞典 「呼名」の意味・読み・例文・類語
こ‐めい【呼名】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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…実名に対する愛称・略称であるニックネームnick‐nameとは多少のちがいがある。また,あだ名は呼名(よびな)の一つでもあった。呼名はその人の実名以外に他人がつけた名で,諱(いみな)・諡(おくりな)・源氏名・醜名(しこな)とともにあだ名があったわけである。…
…ここにおいて,同姓の間でも,さらに族名を分かつ必要にせまられ,貴族では称号,武士では苗字(みようじ)が生ずるのである。 一方,氏姓のほかに,同時に発達したのが字(あざな)であり,仮名(けみよう),呼名(よびな)ともいわれ,一種の私称であった。すでに《日本霊異記》に,紀伊国伊刀郡人文忌寸(ふみのいみき)を,上田三郎と称した例がある。…
…紀貫之の幼名が阿古久曾であったことは知られているが,これはわざと汚い文字を用いた辟邪(へきじや)的な幼名である。このころから男性には,通称(呼名)がつけられた。元来これは,実名敬避の習俗を背景としているが,太郎,次郎,三郎など排行(はいこう)(年齢順の数による称呼)が古い型式の通称であった。…
※「呼名」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
線状に延びる降水帯。積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらす。規模は、幅20~50キロメートル、長さ50~300キロメートルに及ぶ。台風に伴って発達した積乱雲が螺旋らせん状に分布する、アウターバンドが線状...