呵呵(読み)カカ

デジタル大辞泉 「呵呵」の意味・読み・例文・類語

か‐か【××呵】

[副]大声で笑うさま。あっはっは。からから。「呵呵とばかり笑う」
[類語]からから大笑い大笑たいしょう笑い高笑い哄笑爆笑呵呵大笑抱腹絶倒噴飯吹き出す笑い崩れる笑い転ける笑い転げる腹の皮をよじ腹の皮を腹を抱える

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精選版 日本国語大辞典 「呵呵」の意味・読み・例文・類語

か‐か【呵呵】

〘形動タリ〙 大声で笑うさま。あはは。からから。→呵々大笑(かかたいしょう)
菅家文草(900頃)二・予作詩情怨之後再得菅著作長句二篇「頼君清冷粛浮埃、遮莫呵々甚口猜
今昔(1120頃か)二七「暗ければ何物とも不見えぬ程に、(ねずなき)を頻(しきり)にしてなむかかと咲(わらひ)ける」 〔博雅‐釈訓〕

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普及版 字通 「呵呵」の読み・字形・画数・意味

【呵呵】かか

笑う声。〔晋書、石季竜載記下〕(石)宣、素車に乘り、千人を從へ、(石)韜の喪に臨みて哭せず。直(た)だ呵呵と言ひ、衾を擧げしめて屍を看、大笑して去る。

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