呵呵大笑(読み)かかたいしょう

精選版 日本国語大辞典 「呵呵大笑」の意味・読み・例文・類語

かか‐たいしょう ‥タイセウ【呵呵大笑】

〘名〙 (古くは「かかだいしょう」) からからと大声をあげて笑うこと。
※中華若木詩抄(1520頃)上「そこで呵々大笑して、別れた也」
※蛻巖先生答問書(1751‐64か)下「丈夫なる長老は出不申候、呵々大笑」 〔閭丘胤交‐寒山子詩・序〕

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デジタル大辞泉 「呵呵大笑」の意味・読み・例文・類語

かか‐たいしょう〔‐タイセウ〕【××呵大笑】

[名](スル)からからと大声で笑うこと。「腹の底から呵呵大笑する」
[類語]笑止千万ばかばかしい馬鹿らしい馬鹿臭い詰まらない馬鹿愚か愚かしい阿呆らしい阿呆臭い下らない馬鹿げる愚劣無思慮ぶしりょ無考え浅はか浅薄せんぱく軽はずみ軽率笑い事笑止片腹痛い噴飯物噴飯笑い大笑い高笑い哄笑爆笑抱腹絶倒笑い崩れる笑いける笑い転げる吹き出す腹の皮をよじ腹の皮を腹を抱える御中おなかを抱えるおとがいを解く愚にも付かぬへそで茶を沸かすへそ茶聞いてあきれるちゃんちゃらおかしい

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四字熟語を知る辞典 「呵呵大笑」の解説

呵呵大笑

からからと大声をあげて笑うこと。

[活用] ―する。

[使用例] ああ氷獄の中に白骨を負うて呵々大笑するを面白しとは思さぬか森田草平煤煙|1909]

[使用例] 話が滑稽に違いないから、恐縮の色は見せつつも呵々大笑している[尾崎一雄*なめくぢ横町|1949]

[解説] 「呵呵」は大声で笑う意味。「大笑」は大いに笑うこと、大笑いすること。古くは「かかだいしょう」とも。

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